mizukubo
近田洋一
醍醐聰
普久原均
岩下俊三
岩崎貞明
池田龍夫
桂敬一
亀井淳
河野慎二
小中陽太郎
前坂俊之
仲築間卓蔵
梅田マサキ
丸山重威
歌川学
get_flash_player

このサイトは一部、Flashを使用しています。
上のバナーをクリックすると最新版の Adobe Flash Player をダウンロードすることができます。


 

水久保文明 (JCJ会員 元毎日新聞労組書記 千代田区労協事務局次長)還暦過ぎのクラス会 10/09/01

 

 

 

         

 

還暦過ぎのクラス会 10/09/01

 

 

水久保文明(JCJ会員 元毎日新聞労組書記 千代田区労協事務局次長)

 

 

 9月に入ったというのに暑いですね。この気候状態、いつまでつづくのでしょうか。

 

 先週末、栃木県矢板市で高校のときのクラス会が開かれました。クラス会と言っても、かなりゆるやかで隣のクラスの仲間や、先輩たちにも声をかけました。遠く名古屋から駆けつけた友人もいます。当然ですが、教師も含めて参加者は60歳を超えています。

 

 ときの流れというのは不思議なもので、卒業して42年も経ったとは思えない親密さです。あの頃のことがつい最近のことのように蘇ります。タイムマシンに乗ったような気分です。仲の良さはそれなりの理由があります。定時制高校を卒業しているからです。それぞれが家庭では経済的に厳しい環境下にあり、夜学で学んだ間柄です。それゆえに、お互いに支えあい励ましあってきました。そのことが、今でも強い結びつきになっていると思います。

 

 恩師もそうです。大学を卒業して教師の資格をとり、学院生のときアルバイト的に私たちの高校に赴任してきたのです。授業は夜ですから、昼間は大学で研究活動をしていたといいます。そのため年齢的には、私たち生徒と10歳とは離れておらず、「先生」というより仲間の一人という感じでした。現に今回の参加者たちの頭は白くなったり、薄くなったりで、集合写真を見る限り誰が教師か見分けがつきません。

 

 「孫が5人いる。面倒みるのが大変だ」「やっと自由になれた。海外旅行にいそしんでいる。最近は上海万博に行ってきた」「60歳になって会社を立ち上げた。大変だが毎日充実している」「今でも現役だ。いつまでやれるか分からないが仕事はつづけたい」などなど、近況報告に花が咲きます。やはりというか、女性のほうが元気です。

 

 クラス会の会場となったのは、保健体育の教師の妹さんの別荘でした。この先生、栃木県出身で投網の名人でもあります。われわれのために、鬼怒川で獲ったアユの塩焼きをご馳走してくれました。これが大きくてうまい。久しぶりにカジカの塩焼きもご馳走になりました。カジカはもう食べられないだろうと思っていただけに、サプライズでした。

 

 私たちのクラス担任だった国語の教師は、家族を連れて参加しました。目に入れても痛くない可愛い孫を相手にしている様は、うん、これはもう立派なおじいちゃんです。私的には、この先生に足を向けて寝られない関係です。4年生のとき勤めていた新聞販売店を解雇され、撤回闘争を進めるために休学したいと相談にいったとき、「何とかして学校に出て来い。出てくれば卒業させてやる」と励まされ、実行したのです。私の今ある姿は、この教師あってこそといっても過言ではありません。

 

 仲間たちの近況報告を聞く二人の教師の目は細くなり、「教え子」に接するそのものでした。40数年前、自分たちはこのような優しい教師たちに囲まれて学んでいたのかと思うと、こころ休まるひとときでもありました。そういえば、私たちが卒業した学校もそうですが、定時制課程が次々と廃止されています。寂しい限りです。

 

 遠い昔のクラス会、世話人がいなければできません。吹浦(ふきうら)クン、また頼むぜよ。

 

★脈絡のないきょうの一行
代表選挙が分裂の始まりになったとしたら、世界の笑いものになりますよ民主党さん。


 

 

このページのあたまに戻る