戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)海外旅行・ハンガリー(2006年)① 17/02/13

明日へのうた]より転載

 井川君、ジョルジュさん、ガールさんが企画したハンガリー旅行。おれは4度目のハンガリーになる。メンバーは東電の近藤夫妻、稲富夫妻、日立の篠田夫妻、高岡女史、石坂さんのいつもの顔ぶれに東京地評の高畠さん、前澤さん、公務一般の小林さんらを加えて総勢16人。うちの女房は不参加。

 5月5日、10:40の成田発オーストリア航空で一路ウィーンへ。現地時間16:00にウィーンへ着くと、空港にジョルジュさんとガールさんがバスを用意して待っていた。その日のうちにハンガリーに入る。国境の町ショプロン。ホテルにチェックインするとすぐに集合してハム、ソーセージ専門のバーで夕食。ビールとワインもうまかったな。ホテルまで歩いて帰る道は濃い花の匂いがしていたな。

 6日は市内観光。名物の火の見の塔や三位一体像のある中央広場、市庁舎、城壁跡。午後は世界遺産のバンノンハルマ修道院を見学して近くのパルフ村で温泉に入る。もちろん海水着をつけての温泉だからプールみたいなもの。まそれでも温泉は温泉か。ショプロンに戻ってレストランで夕食。調子に乗ってジョルジュさんとパーリンカ(アルコール度60°の蒸留酒)の飲み比べをしてダウン。情けないね。

 翌日はショプロンを離れて南西部の町チェルゴーへ。途中にハンガリー最大の湖バラトン湖があり、その近くにこれまた中欧最大の温泉湖といわれるヘーウィズが。この温泉にも海水着で入ったらしいのだが記憶はない。夕方チェルゴーに着きなんとかいう女性市長や国会議員が出迎えてくれた。

 夕方からいつ果てるともしれない盛大な歓迎パーティ。バーベキューの肉が次々に運ばれてくるが食いきれない。腹が張ってもうビールからワインに移ろうと思ってジョッキをぐいと飲み干すと、地元の人が目ざとく見つけてなみなみと注いでしまう。もうビールと焼き肉でお腹ぱんぱん。下も向けない。

 8日午前は女性市長さんの案内でまず18世紀創立という高等学校へ。緑に囲まれた広い敷地にゆったりした校舎。次にアグネシュラカ国立植物園。木材だけで立てられた管理事務所でいろいろ説明を聞く。どうやらこの植物園に隣接して別荘地を整備したようで、それを買わないかという話らしい。

 値段はばか安だが、なにせ日本から遠く離れたハンガリーでは躊躇せざるを得ない。案内された別荘予定地には黄色い花が一面に咲きほこっていた。昼飯を食べた管理事務所のレストランは素敵だった。