戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)からだがだんだんこわれていく 16/12/29

明日へのうた]より転載

 今年の夏、昼過ぎに畳の上でごろ寝していたら左肩に軽い痛みと違和感を感じた。それが次第に酷くなって秋口には手が上がらなくなった。血圧の定期検診の時、かかりつけの三浦先生に相談したら50肩だという。えっおれ来年80だよと言ったら、80でも50肩になると言って軟膏の処方箋を書いてくれた。

 次に行った時、軟膏ではちっとも良くならないと言ったら肩に注射をした。2~3日痛みが薄らいだがすぐもとの黙阿弥。我慢して11月中旬にバリ島へ行った。帰りの飛行機で今度は右腰が痛くなった。夜寝ていても痛むし、起きる時腰に力を入れられない。これも三浦先生に訴えたら、痛み止めの薬と副作用を止める胃薬と湿布をくれた。風呂上がりに湿布を貼ったが当座すーっとするだけで何の効果もない。

 というわけで痛みをこらえる毎日だ。それと前から気になっていた難聴。テレビドラマのセリフや会議中の発言が聞き取れない。そんな折、腕時計の電池が切れたので西友の4回の時計屋に行った。補聴器も扱っていた。説明だけ聞こうと思ったのだが、結局その場で聴力検査をすることに。

 当然ながら難聴のデータが出る。試しにデンマーク製の補聴器を耳に入れてみる。何となくいいみたいだ。2週間ばかり試しに使ってからどうしようかと考えたが勢いで購入することにする。57万円だ。この年で高価な買い物だが、これで不便が解消すれば・・・。ところが、確かに低い音も拾うし雑音もないがテレビドラマのセリフは相変わらず不明瞭だ。会議の発言聴取も若干は改善されたが10%程度だ。

 落ち込んでいたら畏友サワダオサムさんの個人誌が送られてきた。中に坂村真民という詩人の「老いること」という詩が載っていた。「老いることが/こんなに美しいとは知らなかった/老いるとは/鳥のように/天に近くなること/花のように/地に近くなること/しだれ柳のように/自然に頭がさがること/老いることが/こんなに楽しいとは知らなかった」――おれはなんと想像力に欠ける人間なのだ。今更ながら反省。

 来年6月に80歳になる。傘寿だ。このブログ、開設してからもうすぐ9年。投稿数1053回、訪問者延べ65,155人。この1年は7,601人だった。2013年、14年は1万人を超えていたのだからこのところ魅力がなくなったのかなと思う。海外旅行記が本人が思うほど面白くないせいかな。ブログ開設の直後に生まれた孫の凌が来年は4年生。今おれの炬燵でゲームをしている。我家の中はそれなりに平和だ。来年は世界中が平和でありますように。少し早いけど、それでは皆さんよいお年を!