戸塚章介(元東京都労働委員会労働者委員)海外旅行・韓国ー慶州(2003年)① 16/11/27

明日へのうた]より転載

 02年、二女の桃子がソウルの梨大に1年間語学留学した。卒業して1年後の03年3月、おれと女房と3人で韓国へ行くことに。今回の旅の目玉は韓国の京都と呼ばれている慶州へ行くこと。成田発9:30、2時間半でインチョン空港。バスでソウル市内へ。ホテルは梨大前のHOTEL SEOKYO。

 着いた日に桃子の案内で西大門刑務所跡博物館を訪れた。日本の植民地当時、朝鮮独立運動の志士たちがここで拷問を受け殺された。血にまみれて拷問を受けるリアルな人形が展示されており鬼気せまる。お父さんたちに見せたかったという桃子。ずいぶん成長したな。死刑場の建物をバックに写真を撮った。

 夜は桃子が留学していた当時の友だちジョンファーの案内で韓国庶民料理。ドンブリで出てくるマッコリがうまかった。韓国の焼き肉は牛でなく豚なんだよね。ホテルはオンドル部屋。酔った体で横になると、なんとも気持ちいい。朝めしは近所の食堂で韓国風海苔巻を食う。これもうまい。

 地下鉄でソウル駅へ向かい、流麗な車体の特急セマウル号に乗る。慶州までは4時間30分だ。座席の前には小型のテレビがついている。音を聞くためには100ウオン(90円)でイヤホーンを借りねばならない。正午に慶州着。駅前にはタクシーやホテルの客引きがいっぱい。かなりしつっこい。

 駅前通りのレストランで昼食。定食を頼んだら物凄い料理の品数だ。ビールを飲みたいのだが置いてないという。腹がいっぱいになったところでバスで30分、ホテルKOLDONへ。8階の見晴らしのいい部屋でここもオンドル。ゆっくり寛げる。ひと休みして仏国寺まで歩く。きらびやかな有名なお寺だ。

 門の傍には浅草寺にあるような仁王様が立っている。こちらが本家で日本は分家なんだろな。境内の三重塔も日本風だった。いや日本の塔が朝鮮風なんだよな。夕食はホテル内のレストラン。メニューは海鮮チゲとチジミ。伝統舞踊の余興も。昼と違ってアルコールもたっぷり。心から満足した。

 バイキング料理の朝食後、ゆっくりホテル敷地内を散歩。芝生があり、池があり、天気もよくて気持ちいい。チェックアウトしてタクシーで近くの民族工芸館へ。焼き物や木工品の制作過程を丁寧に説明してるかと思うと、急に強制売り付けに転じる。買わないとなると冷たく追い出された。