戸塚章介 (元東京都労働委員会労働者委員)閑話休題⑲ 12/02/02
もう新年になってひと月が過ぎてしまった。今年は6月の誕生日がくると75歳、後期高齢者になる。健康保険も国保から後期高齢者保険に切り替わる。いろんな面で体力、知力の衰えを痛感させられる。特に暑さ寒さに対する抵抗力がなくなったのは辛い。免疫力も落ちて去年は手足の水虫に泣かされた。
2月になったとたん、昨日はお昼頃南西の風が吹いて1月の肌を刺す寒さが和らいだ。自転車で3分ほどの「活鮮」という回転すしの店へ行った。安そうな握り5皿と無料の赤だしと生ビールを一杯。締めに恵方巻210円也を1本食べた。大口で頬張ると少し早いが「春」の香りがした。幸せな気分になって、帰りにスーパーで680円のフランス産白ワイン、ホームセンターでA4版三つ折封筒を買ってきた。
ところが今朝、またまた真冬に逆戻り。4時半に起きて週1回の新聞配達。鼻水が出て息が苦しくなり、情けなくなる。それでも今朝は折込チラシがなかつたからポスト入れがスムース。このところ頻繁にある「入れ忘れ」もなく6時ちょうどに仕事が終った。まだ真っ暗で、地平線が紫色に染まりだしたところ。
昼、北風の中を駅前スーパーの入り口の花屋さんに行った。父母の生前親不孝ばかりしていたから、その罪滅ぼしに仏壇の花だけは絶やさないようにしている。ほぼ1週間ごとに700円の仏花を買う。花屋のおばさんと顔見知りになり、ひと言二言言葉を交わす。おれが駅前で選挙の応援演説しているのを知っていて1票入れると約束してくれている。「花はどれでもいい」というと良さそうなのを選んでくれる。
さっきトイレにはいって頑張ったがなかなか出ないので目の前の扉に八つ当たり。ドンと叩いた。2階にいた女房が降りてきて「どうしたの。やたら叩かないでよ」と文句を言われた。「すみません。おかげですっきり出ました」と言ったら呆れ顔で今晩のおかずのお使いに出ていった。久しぶりに刺身のようだから、白ワインで静かに賞味しよう。平穏な1日が平穏に過ぎるってことはそれなりにいいものだ。
去年から今年にかけて事務局長職が3つ減った。ずいぶん楽になったな。正直なところ寂しさも幾分ある。年賀状もいつもの年と同じ枚数買ったら30枚ほど余ってしまった。仏壇の花を見ながら親父の死んだのは77歳の誕生日の3日前だったな、などとつぶやいてみた。テレビは6年ぶりの大雪を報じている。