戸塚章介 (元東京都労働委員会労働者委員)クリスマスケーキの思い出と続「水戸黄門」 11/12/25
クリスマス寒波襲来!3連休、コタツに入ってごろごろしている。たっぷり昼寝するものだから真夜中に目が冴えてしまう。そうなると後ろ向きの、ネガティブな考えしか浮かばない。「来年は75歳、後期高齢者になる。どう考えても、寿命は欲張ってあと10年だ。10年とはどのくらいの長さか。例えば還暦から古希までの10年なんてあっという間だった。ああなんと儚い命なのだろう」
儚くなるから昨夜はクリスマスの街(といっても隣駅の五香商店街だが)へ飲みに出かけた。連休の真ん中の土曜日のせいか馴染みのやきとり屋さんにもお客がいない。レバたれと豚軟骨塩と手羽先を注文し、生ビールとボトルで入っている焼酎を水割りで飲んだ。身体は酔ってくるのだが、頭は酔えない。
帰りに、自転車の酒酔い運転をしながらスーパーへ。入り口でクリスマスケーキの販売をしていたが、もうほとんど売り切れだ。970円のケーキを買って、家で女房と2人でケロッと平らげた。
思い出す。おれが社会人になって初のクリスマス。職場の忘年会ででかいケーキをお土産にもらった。酔っ払っているから家に着くまでに箱の中でぐちゃぐちゃ。赤羽のアパートの一室でお袋が「こんな美味いもん食ったことない。いい会社に入れてよかったな」と言いながら顔中クリームだらけにして嬉し涙を浮かべていた。お袋に心底感謝されたのはあれが最後の気がする。あれからもう55年だ。
前回ブログで「水戸黄門」のことを書いたら「もう一つ水戸黄門の話題があるよ」と知り合いのKさんが「映演労連ニュース」をメールで送ってきてくれた。「『水戸黄門』スタッフの雇用問題で団交」の見出し。「水戸黄門」は京都・太秦の東映京都撮影所でつくられていた。つくっていたのは「東映太秦映像」という会社。この会社は「水戸黄門」の仕事がメイン。制作打ち切りによって仕事がなくなってしまう。ここで働いていた14人の契約労働者(「全東映労連東映京都労組」の組合員)が雇用不安に陥っている。
映演労連は、①映画村を含めて雇用先の確保、②雇用保険を受け取れるようにする、③退職金の増額、などを団交で要求。会社側は「(回答は)ノーではない。それぞれの項目について努力する」と答えたという。組合は争議体制を固めつつ会社側の対応を注視している。