水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局長 元毎日新聞労組書記)がんばる、ばん馬 16/07/22

「ヘボやんの独り言」より転載 http://96k.blog98.fc2.com/

 マジック・ミュージアムのテレビ報道が、ユーチューブにアップされています。
https://www.youtube.com/watch?v=5uO7zedFBDE"
か、これでダメでしたら『HBC「今日ドキ」マジックミュージアム特集』を入力して検索してみてください。

 前回の報告のように、17日に帯広のばんえい競馬場を訪ねた。第1レースだけを見て引き上げたが、そのときの「6番」の馬ががんばった。その模様をお伝えしよう。

【パドックにて】

 パドックでは普通どおり。ゆっくりと歩いていた。

【スタート直後】

 二つ目の坂道の手前。各馬とも一息入れるために小休止。この辺りまでは横一戦。力を蓄えなければ、次の坂は上れない。

【上り坂の途中】

 6番はかなり疲れたようだ。前足を折り曲げて休んでいる。すでに苦しそうに見える。

【ピークには立ったが】

 いったん、ピークまではかがんばったが、力尽きたようだ。止まってしまった。この時点で他の馬はゴール近くまで進んでいる。

【ついにダウン】

 疲れたのだろう、ピークでダウン。ストライキを起こしている訳ではない。何回か、ばんえい競馬は見ているがこういう光景は初めて。

【それでも立ち上がって】

 

 精根使い果たしたと思ったが、立ち上がった。しっかり前方のゴールを見ている。つい、「がんばれ、がんばれ」と叫んでしまう。

【ゴールめざして】

 橇のひもを短くしてもらい、砂ぼこりを立てて、なんとかゴールイン。競馬場いっぱいに拍手がなり響いた。

 坂道のピークで倒れたとき、もうダメだろうと思った。が、前に進まなければならないという習性だろうか、立ち上がった。騎手は橇と手綱の紐を短くした。こうすれば、力が入るのかもしれない。

 あの必死さは、なんだろうか。「走らなければならない」という本能がはたらいているのだろうか。(コースの都合上、出来ないのかもしれないが)リタイヤしないでゴールを走り抜けた。そのひたむきさは、感動ですらあった。よくぞがんばった。

★脈絡のないきょうの一行
イチロー、メジャーで3000本安打まであと「4」。金字塔へ一歩、一歩。

 

 

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