水久保文明(JCJ会員 元毎日新聞労組書記 千代田区労協事務局次長) 私の重大ニュース 09/12/31

 

「ヘボやんの独り言」より転載 http://96k.blog98.fc2.com/

 

 年末の〝風物詩〟に「今年の○大ニュース」というものが出てきます。今年は多くの場合、政権交代があげられています。が、私はこれをパスしました。自民党の本流を歩いてきた民主党・小沢一郎幹事長が黒子として陰で動いている限り、政策の変化は期待できないからです。それは普天間移転問題に如実に現われています。

 で、私にとって今年は何だったかといいますと、「核なき世界」へ動き始めたことでした。米・オバマ大統領のプラハ演説は、全世界から歓迎されました。私もその一人でした。そしてそのあとの国連安保理で、鳩山首相が「被爆国の同義的責任として」核廃絶に力を注ぎたいと演説しました。日本の代表者がやっとここにたどりついたかと、隔世の感を覚えたものです。

 何故か――。

 私が初めて街頭で署名活動を行ったのは、高校生のときの御茶ノ水駅前のことでした。クラスメートを広島の原水禁世界大会に送る一環で、署名とカンパ活動を行ったのです。署名板を持って、ビラを配りながら訴えました。初めての経験で脚が震えました。高校生が必至に訴えるその様子は鬼気迫るものがあったかも知れません。とにかく必死でした。この活動が後に労働運動へと変化していったのです。

 その活動を通じて、ある意味、私の人生観が形作られたといっても過言ではありません。それは「戦争で殺されるより、戦争反対の運動で死にたい」という、若者にありがちの気負った価値観として私を支配しました。そしてそれは今でも、私の中に座右の銘として息づいています。

 だから、今年の私の重大ニュースは「核なき世界への始動」でした。来年5月、NPT(核不拡散条約)再検討会議が開かれます。この会議で「モデル核兵器禁止条約」が議論され、本格的な核廃絶となることを願ってやみません。

 今年もあと数日、よい年をお迎え下さい。

★脈絡のないきょうの一行
あとで支払っても、脱税は脱税ですよね、鳩山さん。9億円、普通人だったら逮捕されてるね。