水久保文明(JCJ会員 千代田区労協事務局次長 元毎日新聞労組書記)目くそ、鼻くそを嬲(なぶ)る 11/06/02
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「ヘボやんの独り言」より転載 http://96k.blog98.fc2.com/
表現が少々、非上品になりますがきょう国会で採決されようとてしいる内閣不信任案は「目くそが、鼻くそを嬲っている」ように思えます。もちろん、菅内閣が目くそで、不信任案を提出した自公をはじめとした野党、そしてそれに同調する民主党議員が鼻くそです。
この「嬲」という漢字、私は好きではありません。男と男の間に女が挟まっています。つまり男が女を暴力的に制圧するというイメージが強く、とりわけ家庭内暴力・DV(ドメスティック・バイオレンス)を連想してしまうからです。
それはともかく、あの人たちは国会を何と心得ているのでしょうか。政争の道具としてしか考えていないのではないか、そういわざるを得ません。確かに、震災対策や原発事故の処理や情報公開で菅内閣は失点だらけです。しかもこういう状況のなかで、TPP参加を言い出したり、米軍への思いやり予算を通過させたり、消費税アップを言い出したり、被災者に負担を強いる政策を打ち出しています。こんな内閣、私も不信任です。
信任できないとはいえ、国会は不信任案を提出する以上、その後の対策を考えるべきです。ところが大震災の対策を始めとした政策は何もないまま、不信任案だけが独り歩きしています。これでは「とりあえず菅内閣を倒せ」というだけの党略であって、国民不在と言わざるを得ません。現に、被災地からは不信任案提出に大きな批判の声が上がっているではありませんか。
メディアも「無責任にもほどがある」(朝日新聞)、「やはり大義は見えない」(毎日新聞)、「政争にかまけている時間はないはずだ」(日経新聞)――など、不信任案提出そのものに社説で批判しています。読売は「救国連立模索なら理解できる」と、あのナベツネさんがいつか主張したことがそのまま、社説に流れています。ヘンですね。
共産党は昨夜、この採決を棄権することを表明しました。同党は当初は賛成する立場を取っていましたが、昨日の党首討論、野党党首会談を経て、「展望示さぬままの(不信任案)提出は党略的で無責任」として、棄権することにしたといいます。これは道理ある選択だと思います。さすがはスジを通す共産党、という気がしますが(たったの)9議席でも、そのもっている意味の大きさはすごいものがあります。この党が今、30いや、20議席でもあったなら、国会はもっと様変わりするのではないでしょうか。
採決を前にして、国民新党の亀井静香さんが、菅直人さんに「混乱回避のために、辞任を」と提言したといいますが、それも一つの選択肢でしょう。崖っぷち、どうする菅さん。もし解散・総選挙という事態になれば世界の笑いものになるし、国民の政治離れは加速することになるでしょう。
きょうの午後、採決に入るといいますので、このブログ、敢えてUPの時間を明記しておきます。(6月2日11:33)
★脈絡のないきょうの一行
プロ野球交流戦、何故かパリーグが強いね。もともとの力量の差か。