仲築間卓蔵/連載「六日のあやめ 十日の菊」(8) /三井 三菱 みのもんた /06/05/07


三井 三菱 みのもんた

最近のみのもんたが いいんですよ


TBSの朝番組をやるようになってから 冴えてきたようですね
もともと社会的な素養を持っていたのかもしれませんが それまでの彼は「社会性」とは距離をおいていたように思っていたのですよ
彼の「社会性」を引き出す番組がなかったということかもしれません

TBSの朝のレギュラーをやると聞いた時 息子さんの(TBSに入社したと聞いていたから)関係かな と勘ぐったこともありますよ
そんな面もあるのでしょうが 健康を顧みず引き受けたのは 「報道番組であること」「彼の裁量に任せているらしいこと」「彼自身が やってみようと積極的に挑んだのかもしれないこと」なのかもしれません。
言葉を替えて言えば 彼が本来持っていた「社会性」を発揮できる場として選んだと思うのですよ

いま一番忙しい男でしょうね 「よく身体がもつよね」と思っている人が多いのではないでしょうか
「三井 三菱 みのもんた」などと その稼ぎぶりを皮肉る向きもありますが そんなことはどうでもいいですよ 「健康にだけは気をつけなさいよ」とエールを送りたいきょうこの頃なのですよ

そこで 5月6日(土)の「朝ズバッ」を見た人はいるでしょうね
ぼくはTBSの番組宣伝担当でもなければ みのもんたの取り巻きでもありませんから そこのところはよろしく。

この日は 「外交大激論 在日米軍再編でどうなる」「米軍と自衛隊が同居 今後どうなる」「在日米軍再編 日本の負担3兆円」「日韓関係 どうする」「靖国問題 ポスト小泉は」というサブタイトルが次々にでてくるもので 1時間を超える「特番」といってもよかったですね

出演者は神浦という軍事評論家 海江田という経済評論家(といっても民主党ですかね)葉という中国出身の大学教授 政党からは 自民党から舛添要一 山本一太参議院議員
日本共産党から小池 晃参議院議員という顔ぶれです
議論の中身は詳しく書きませんが 自民 共産の討論になっていましたね
おもしろく感じたのは テーマごとにみのもんたが「小池さんはどう思う?」と聞いていたことですね 市民感情にぴったりの発言を(小池さんが)していたからでしょうね
議論の中身は わかりやすかったとおもいますよ

「年金が大変 税金も 医療も。自分の生活が大変なとき 安保なんていらないよ」とみのもんたはつぶやきましたよ。
憲法九条をかいたフリップを出して 読みましたね
『武力による威嚇又は武力の行使は 国際紛争を解決する手段としては 永久にこれを放棄する』『前項の目的を達するため 陸海空軍その他の戦力は これを保持しない 国の交戦権は これを認めない』と。
ここでまた 彼はつぶやきましたね 「九条 いいじゃない」と。
憲法について 「一人一人が真剣に考えなきゃ」と。

彼は 勉強してますね 飲む時間を減らしたのでしょうね 
新聞も読んでますね
市民感情を理解していますね

 

岡山からのメールで
4月29日(土)から5月3日(水)の間に 全国33都道府県の72箇所で 憲法九条を変えることに「賛成」「反対」「わからない」のシール投票をやった結果を発表していました
賛成     3270
反対    21652
わからない  3247  ということです
5月4日の東京新聞は1面トップで報じています
地方紙は かなり取り上げているようです
共同通信も配信したようですね

みのもんたは そんな記事も読んでいるのでしょう
かれの「社会性」は 日本を憂慮している市民感情の上に立っているということですね
一つの相乗効果といっていいと思いますよ。
市民とメディアの関係。そして メディアの側の自覚。
これが広がっていけば 日本もまだまだ捨てたもんじゃありませんよ。

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